塾講師が教える‼高3からでも間に合う大学受験対策
どうも、ごっすと。と申します。
僕は高校3年生当時、春の時点で定期テストの順位が350人中下からおよそ310番という状況。
そこから旧官立11大に現役合格出来ました。
今回は、つい先月まで4年間塾講師をしていた僕が、大学受験対策の勉強法についてお話ししたいと思います。
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僕自身の話
- 高校1-2年生の頃
上でも書きましたが、恥ずかしい話、僕はめちゃくちゃ成績が悪かったんですね。
高校一年生の頃から授業では毎回居眠り。
定期テストでは、前日に一夜漬けしてテストに臨む日々。
しかも、ろくに提出物も出さない。
ちゃんと全部出したのは一年生の最初の中間テストだけでしょうか。
そんな生活だったので、夏休み明けの数学のテストで0点をとったことも、学年で下から10番という成績をとったこともありました。
赤点だらけでしたし、理系科目に関しては追試の常連でした。
僕のいた高校は当時偏差値60くらいの進学校でしたが、あれだけ不真面目ではどこの高校にいても同じようなものだったでしょう。
当然友達からは馬鹿のレッテルを貼られてました。
でも何も危機感は感じていませんでした。
当時僕は陸上部に入っており、それに打ち込むことで勉強はできなくても仕方がない、と言い訳をしていたのです。
ある意味、幸せな時間でした。
- 高校3年生の春
成績の悪い僕でしたが、とある旧帝大に行きたい、という目標はあったんですね。
高校二年生の頃、その大学のオープンキャンパスに行きまして、研究内容がめちゃくちゃ面白かったという単純な理由からですが。
そして来たる高校3年生の5月の初め。
部活を引退し言い訳がなくなったとき,気付かされます。
やばいぞと。このままでは絶対にそこには受からないぞと。
僕はこれまでの行いをひどく反省し、真面目に受験対策を行うことを決めました。
そして親に頭を下げ、駿台予備校に通わせてもらうことにしました.
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勉強の基本方針
僕の勉強の基本方針は,充分な理解に基づく演習です.
例えば数学なら公式そのものを覚えるのではなく,公式の導出から理解するということです.
といっても,導関数の定義,eの導出,加法定理,相加相乗平均などのように,面倒で難しい癖に導出の理解も必要なく,暗記してしまってもいい公式もあります.
ただ,式変形だけで導出できる2倍角,半角の公式や和積の公式などは,暗記より導出できるようにしておいた方が間違いにくいです.
また,理解した上で演習を行うことで,応用問題に対応しやすくなります.
この公式はこういう場面でこういう理由で必要だから使うんだ!と分かりやすいのです.
そしてこのプロセスは試験まで時間がある間しかできません.
直前に公式の理解にまで戻っているようでは遅く,この理解を利用してどんどん応用問題を解いていく必要があるからです.
公式の理解を終えたら,とにかく演習です.
演習の際にはなるべく公式が載っているページは見ません.
導出するか,頭から捻り出します.
どうしても思い出せないとなったら,仕方なく見ます.
このプロセスだけで暗記出来ます.
わざわざ公式を書き出したり,たくさん公式が載っているページを見つめる必要はありません.
それにこうした方が,どの場面で使うのかという引き出しを増やすことに繋がります.
この勉強の仕方は理系科目に関するもので,文系科目は方針こそ同じですが公式が存在しないので少し変わってきます.
次回以降,一教科ずつ解説していきます.