「DEATH NOTE」はなぜ名作なのか
どうも
ごっすとです。
私は大場つぐみさんと小畑健さんの「DEATH NOTE」がめちゃくちゃ好きです。
単行本はもちろん13巻含め全巻持っていますし、完全収録版も買ってしまいました。
何回読んだかなんて数え切れません。
DEATH NOTEはアニメ、映画、アニメ映画、ドラマ、海外でもドラマ、スピンオフ作品も多数と、連載終了から長く経つにも関わらず今でも新たにメディア化されています。
それはDEATH NOTEにそれだけ人を引きつける魅力があるからだと思うわけです。
今回はその理由を私なりに考えました。
絵が綺麗
小畑健さんの作品の絵がとにかく綺麗です。
画力が高すぎます。
写実的ですが、しっかり漫画らしいデフォルメもされていて見やすいです。
一目見て登場人物が何をしているのかわかるので、ストーリーに集中できます。
話自体が結構難しいので、それが際立っていますね。
…あとリュークがかっこいい。
このノートに名前を書かれた人間は死ぬ
話の一番基礎の部分、大前提、ベースはこれですよね。
非常に単純なベースです。
単純でありながら、すごく興味を惹かれるワードです。
「もしこんなノートが現実にあったらどうなるんだろう?」
「持った人はどんな行動をするんだろう?」
「自分が持ったらどうするだろう?」
…と読み手は想像を掻き立てられます。
だからこそ、今でもあらゆる派生作品が生まれているのだと思います。
ベースは単純なのに奥深いストーリー
DEATH NOTEで描かれる夜神月とL、ニアとの戦いは命をかけた頭脳戦です。
互いがあらゆる手を使って倒そうとしますが、そのトリックや作戦、ロジックが非常に綿密に組み立てられています。
名前を書かれたら死ぬノート、という非現実的な話なのに、ロジックがきちんと通っていてご都合主義ではありません。
読んでいて、なるほどと納得、感心してしまいます。
読み手に、そこはおかしいんじゃないかという疑念を抱かせない、ツッコミを入れさせない漫画は、世の中に少ないのではないでしょうか。
読み終わってスッキリ
DEATH NOTEは完結後謎が一切ありません。
「ここの解釈は読者に任せるから!」
みたいなものは残っていません。
すべての伏線を納得行く形ですべて回収していて、読後に「え、あそこは?これで終わっちゃうの?」という感覚がありません。
そういう意味ではダラダラと引き伸ばさず12巻でスッキリと終わってもらえて良かったと思います。
ただ物足りない感もすこしあるんですよね。
だからこそアナザーストーリーみたいなのを書いてほしいなぁ…
めちゃくちゃ一般人がデスノートを持って、Lじゃなく普通に警察と戦う、みたいな。
中途半端に頭の良い一般人じゃなく。
火口のストーリーは「一般人がデスノート持ったら」感があったけど、Lと戦ってるしなぁ。
全く別の世界線で書いてほしいな。
まとめ
これでデスノートの魅力すべてを語れたとは到底思えません。
みなさんが思うデスノートの魅力はなんでしょうか?
また、デスノートを読んだことがない方はぜひ読んでください。
正直一度読んだだけですべてのロジックを理解はできないので、何度も何度も読んでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
購入する場合、完全収録版は安いし単行本に載ってない番外編があるので単行本よりおすすめです。
ただ重くて読みにくいのが難点ですが…
DEATH NOTE コミック 全12巻完結+13巻セット (ジャンプ・コミックス)
- 作者: 小畑健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/10/13
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る