ごっすとの日々徒然

とある理系頭カチカチ人間のブログ。毎日考えることや、EDMとウィンドサーフィンについて書きます。

【実体験】「精神的なショックで失神」は本当にある

どうも.

ごっすとです.

 

漫画やドラマで,

登場人物が何か精神的なショックを受けて

気を失ってしまう,

なんてシーンありますよね.

 

あんなの実際に見たことないし漫画の世界の話だろ,

と思う方は多いでしょう.

 

しかし私,精神的なショックで

本当に失神してしまいそうになったことがあるんです.

 

今回はそれについて書こうと思います.

 

 

私は大学時代の4年間,

ずっと部活でウィンドサーフィンという

マリンスポーツをしていました.

 

競技としてウィンドサーフィンをしていて,

レースにも出ていました.

 

大学生活の全てを

ウィンドサーフィンにささげた

といっても過言ではありません.

 

ウィンドサーフィンのレースは個人競技なのですが,

一年の最後3月に

日本中の大学のウィンドサーフィン部が,

大学の名を掛けて戦う

団体戦

という大会があるんです.

 

各大学の中でも選ばれた5人が出場し,

チームで競い合います.

 

それはもう一年の中でも最も大きな大会で,

4回生はそこに自身の4年間の集大成をぶつけるわけです.

 

 

さて,私が大学4回生のときの話です.

 

私は理系で4回生から研究室に配属され,

卒論に向けて一年間一生懸命研究をする...

ことはなく,

まじめに研究に取り組まず

ウィンドサーフィンに没頭していました.

 

 

そんなこんなで4回生の1月.

 

私の部でも団体戦に出るメンバーを決める

セレクションの日程が決まりました.

 

しかし1月から3月は卒論も追い込みの時期で

ゼミや研究会,発表練習などの研究室の用事

新たにどんどん入ってきます.

 

そこで私は,

 

もしセレクションの日と研究室の用事がかぶったら,

研究室の用事の方を休ませてほしい

もしくは研究室の用事の日程を変えてほしい

 

と担当教授にお願いをしに行きました.

 

 

私はそれまで研究をなおざりにして

ウィンドサーフィンに没頭しているのを

「許してもらえている」

と思っていましたから,

当然OKだろうと思ってその話をしたわけです.

 

 

しかし,担当教授の返答は

「それは無理だよ.

今の状態では卒論は書けないし.

団体戦の出場は無理だろう.」

でした.

 

 

...おそらく脅しだったのでしょう.

 

もっと研究を真面目にやりなさいと.

私は研究をなおざりにはしていましたが,

全くしていないわけではありませんでしたし.

研究室に全く行かないとか

そんな不真面目さではなかったので.

 

しかし,その返答を聞いた瞬間は頭が真っ白になりました.

 

「俺は団体戦に出られないのか.

後輩にどう顔向けしよう.

それに俺の四年間は...」

 

受けたことのない絶望でした.

 

 

するとだんだん耳鳴りが鳴り始め,

視界も黄色く染まってきました.

 

貧血の症状です.

 

教授の説教を立って聞いていたのですが,

教授の声はだんだん聴こえなくなり

体がフラフラとし始めました.

 

すると説教をしていた教授も

異変に気づいたのか

私を椅子に座らせました.

 

あと10秒も立ったままでいれば

確実に失神して倒れていたでしょう.

 

座ると症状は落ち着き,

その後しっかり説教を受けて

 

「ちゃんと教授が安心できるような

進捗を出せば好きにしてもいい」

 

というお許しを得ました.

 

それからは心を入れ替えて

研究に真面目に取り組み,

団体戦も出られて

卒論もちゃんと書けましたとさ.

 

 

以上が私が精神的なショックで失神しかけた話です.

この現象,おそらく「脳貧血」でしょう.

脳貧血の中でも

 ストレスなどに起因する血管運動神経けいれんによって,脳の小動脈が収縮して起る急性の脳貧血

 であると思われます.

 

こんな漫画みたいなことが

リアルに自分の身に起こるんだなぁ,

と驚きますね.

 

皆さんは

こういう漫画みたいな経験

ありますでしょうか?

 

最後まで読んで頂きありがとうございます.