ごっすとの日々徒然

とある理系頭カチカチ人間のブログ。毎日考えることや、EDMとウィンドサーフィンについて書きます。

【マリンスポーツ】ウィンドサーフィンの楽しさ,費用,危険【実際の所話します】

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私は大学入学からウィンドサーフィンと言うスポーツをはじめ,その楽しさに魅了されて早5年たちます.

ウィンドサーフィンはオリンピック種目であるのにも関わらずあまり知名度の高いスポーツではないので,今回はウィンドサーフィンとは何なのか?いくらかかるのか?危険じゃないのか?ということについて紹介します.

 

 

ウィンドサーフィンとは?

簡単に言うとヨットの帆をサーフボードにつけたもの.風の力で水面を走るスポーツです.

練習してボードを滑走させることが出来るようになれば30km/hは出せます.うまくなれば45km/h以上も出せます.

レジャーとしてだけでなく競技も存在し,コースレース,ウェイブ,フリースタイル,スピードがあります.

コースレースは海上に設置されたブイを回る速さを競うものであり,オリンピック種目でもあります.

ウェイブは波を使って,フリースタイルは平水面でジャンプや回転をしてその技を競うものです.

スピードはその名のとおり,最高速を競うもので世界記録は98.66km/hです.

 

楽しさは何?

ウィンドサーフィンの楽しさは,風に乗って水面を滑走する爽快感でしょう.

船に乗っているのとは違い,水を切って進む感覚が非常に気持ち良いです.

特に強い風が吹いてスピードが上がり,サーフボードが滑走状態になる「プレーニング」をしているときは,他のスポーツでは味わえない気持ちよさです.

 

どうやって始める?

まずは自宅近くのショップでスクールを受けることをオススメします.

「自宅近くで」というのは,一回体験するだけでなく何回か練習した方がより楽しさを味わえるからです.

私自身もスクールのインストラクターをよくやりますが,大抵の方が1回目の体験で乗れるようになり楽しんで頂いてます.

しかしそれはインストラクターの指示に従って「乗っている」だけで「思い通りに操っている」とはいえないものです.

センスのある方なら2~3回,そうでなくても5~6回ほどで行きたいところに行けるようになります.

大体のショップでは「○回コース」というのがあるはずなので,それを受けてみると良いでしょう.

 

シーズンは?

やはり夏がベストでしょう.

肌寒い春と秋もウェットスーツがあれば問題なく快適に出来ます.

冬はドライスーツといわれる,分厚いウェットスーツがあれば寒くもなく出来ます.

しかし手先がきついですし,乗っている間は体を動かしているので暖かくても陸にいる間が寒すぎますね.

私は普通にやりますが...やっている人は他の季節と比べるとさすがに減ります.

 

かかる費用は?

スクールの費用はもちろんショップによって違いますが,道具やウェットースーツ等込みで大体5000円ほどでしょう.

スクールを受ける必要がなくなったあとは,レンタルか自分で道具を買ってウィンドサーフィンをすることになります.

自分で買う場合,かかる費用は本当にピンキリです.

お金を掛けようと思えば際限がないスポーツなので...

私がウィンドサーフィンを始めた時に買った道具はあらゆる道具の中でもっとも安いものでしたが,全て新品の一式で総額30万円かかりました.

一般的には全て新品の一式で40万~50万ほどでしょう.(もちろん中古の道具は売っているので,そういうものを買ってある程度安くすることも出来ます.)

それに加えて道具を置く場所代,即ち艇庫代がかかります.

これもお店とスペースによって異なりますが,5000~7000円/月ほどでしょう.

もちろん,自宅に保管し乗る時に車に乗せて持って行くという手もあります.

ただ車に積み込んだり積みおろしたりするのが面倒ではありますが...

ここは人によるでしょう.

とにかく,お金だけはかかるスポーツです.

ただ,一度買って大切にすれば長く使えるものです.

道具と使い方によっては5年以上も余裕です.

 

危険?

ウィンドサーファーの事故は確かに起きています.悲しいことに死亡事故もあります.

しかし危険なのは事故が起きる要因が重なった時です.

  • 連絡手段を持たずに陸から遠く離れたところに行く.
  • 台風,嵐,前線の通過時など,気象条件が非常に悪い中海に出る.

上の2つの要因が大きく,ここに道具の破損や危険なところに知らずに行ってしまう,といった運の要素が絡まり事故が起きるのです.

まず初心者は遠く離れたところに行くことが出来ませんし,インストラクターなど誰かと一緒に練習するはずですから問題ありません.

またショップの会員になっていれば事故に気づいてくれて,レスキュー用の船で助けに来てくれます

さらにスマホを防水ケースに入れて持っていけば深刻な事態になる前にショップや海上保安庁に連絡できます.

つまり普通にとるべき安全対策を行なえば,街中を歩いているのと変わらない,何も危険なことはないのです.

天候に加えて他人の行動が絡む,車やバイクの運転の方がよっぽど危険ですね笑

 

まとめ

以上が,私がウィンドサーフィンに関してよく質問される内容になります.

ウィンドサーフィンは非常に楽しいスポーツで,私としてはやる人がもっと増えれば良いな,と思ってこの記事を書きました.

 

記事を最後まで読んでくださり,ありがとうございます.

ぜひ,一度ウィンドサーフィンで風を切る感覚を楽しんでみてください!